自転車で通勤・通学されてる方、多いと思います。
ご自身ではなく、ご家族が自転車通勤・通学しているというご家庭も多いでしょう。
ママチャリやシティサイクルを、趣味ではなく
普段の足として使っている人はたくさんいらっしゃると思います。
「朝の出勤の時、自転車がパンクしていた」
そんな経験、1度や2度はあるのではないでしょうか。
自転車やバイクのパンクって厄介だし、突然に起こるものというイメージですが
ちょっとしたメンテナンスで防ぐことができるのです。
しかし小まめにメンテナンスをしている人は、少ないようです。
かく言う私も自転車ヘビーユーザーながら、
最近までほとんどメンテナンスをしていませんでした。
しかしメンテナンスと言っても、
何をどうすれば良いのかわからない方がほとんどではないでしょうか。
特にお子さんの自転車の点検とメンテナンスは、ケガの防止のためにも是非行いたいものです。
パンクの最大の原因は「空気圧の低下」だった
自転車のトラブルでもっとも多いと言ってもいい、タイヤのパンク。
前述のように、ちょっとしたメンテナンスにより
パンクはかなりの確率で防げるそうです。
私はこの4年ほど、通勤などで1日25kmも自転車(電動アシスト)に乗っています。
2年ほど前までは、よくパンクして困っていました。
パンク修理に行くたびに、自転車屋さんから
「空気はこまめに入れてくださいね」と言われました。
しかし私はそう言われても、ピンときませんでした。
パンクの原因はガラスや金属の破片等が刺さって穴があくことだと思っていたからです。
しかし実はパンクの理由の大半が「空気圧の低下」なのだそうです。
空気入れの重要性
パンクの理由の大半が「空気圧の低下」だったとしたら。。。
つまり「適正な空気圧」を保っていれば、パンクの大半は防ぐことが出来るのです。
どこの自転車屋さんでも
「こまめに空気を入れて下さい」と言われた理由はそれだったのです。
パンクの原因の7割が「空気圧の低下」によるものというメーカーの統計もあるそうです。
しかしそう言われても「ピン」ときませんよね。
では、「空気圧の低下」がなぜパンクの原因になるのか。
信頼している自転車屋さんに話を聞いてみました。
「空気圧の低下」が原因のパンク
1.段差などによる衝撃
空気圧が低いと、タイヤは変形しやすくなります。
そのため、段差などを乗り越えた時にタイヤがつぶされて、
中のチューブが破れてパンクするという現象。
2.チューブの擦り切れ
空気圧が低いとタイヤの内部でチューブがよじれたり動いたりして
タイヤとチューブの両方が擦り切れてパンクすることがあるそうです。
これが1番の原因だと言った自転車屋さんもいました。
3.タイヤ接地面の問題
空気が抜けたタイヤは地面との接地面積が広がります。
その分、ガラス片や尖ったものが刺さる確率が高くなります。
これらのことから、ママチャリやシティサイクルの場合、
1週間に1度くらいは空気を入れるのが良いとのこと。
しかし理屈はわかったのですが、一体どれくらいが「適正空気圧」なのか。
自転車屋さんでパンク修理をしてもらった後、指でタイヤをつまんでみました。
「ふむふむ、これくらい空気を入れるのか。意外と固いな」
我ながらアバウトで情けなくなります。人様に説明できるレベルではありません。
上の写真はイメージです。
以前、メーターのような空気圧計らしきものが付いた空気入れを買ったことがあります。
しかしその針もアバウトだし、
そもそも「適正空気圧」そのものを理解していませんでした。
とは言えこの4年、毎日25kmも自転車に乗り、時刻表に沿った仕事をしていると
通勤や移動中のトラブルは死活問題。
アバウトな性格の私でも、タイヤパンク対策に本気になりました。
結論 電動空気入れがオススメ
「空気圧の低下」防止対策は、意外に簡単なことでした。
誰でも思いつくことではありますが、その解決策とは
「空気圧が表示される空気入れを使うこと」だったのです。
「バカにするな!」としかられそうですが、
なんと言っても私のような頭の固いオヤジには、
こういう空気入れが簡単に手に入るなんて発想がなかったのです。
上の写真は、私がネットで購入した電動空気入れです。
かなりしつこくレビューなどを読んで検討しました。
写真のように、あまり見慣れない数字などが表示されています。
上から順に
1.「KPA」は空気圧の単位。
(別の単位への変換も可能)
2.「00」はタイヤの空気圧。
(写真はタイヤに差し込んでいない状態なので「00」と表示されています)
3.「自転車の絵」はモードの選択。
(他にバイク、ボールへの切替えができます)
4.設定空気圧
設定する数値はタイヤによって異なります。
自転車のタイヤの場合、側面に表示されています。
原付バイクの場合は、メットインの中などに表示されています。
また、バイクの場合は前輪と後輪の適正空気圧は異なります。
上の写真では分かりづらいと思いますので、表示部分を拡大します。
白線で囲んだ部分がこのタイヤの適正空気圧です。
「280-450 kPa」となっています。
空気入れの設定を「430kpa」としたのは、ちょっとビビったからです(笑)
というか、気温が上がってきたので少し最大よりも低めにしたのです。
あまりたいした根拠はありません。
この通り、大きなものではなくコンパクトなもの。
汚い色黒の手ですみません。私の手です。
毎日25kmも自転車に乗っている証拠だとお許しくださいませ。
充電式なのでどこでも手軽に使えます。
1回の充電で4~5回使えるそうです。そういう機会がないので試していませんが。
ただし、連続で使うとエアホース部分が熱くなるという注意書きがありました。
先端にはLEDライトも付いているので、暗い所でも使えます。
ただし聞き慣れない独特の音がします。
夜中にマンションの駐輪場などでは使わない方がいいかも知れません。
それにしてもこの電動空気入れはすぐれものでした。
作動させると空気を入れて、設定空気圧に達すると自動停止します。
あらゆる自転車や車いす、バイク、ボールへの空気入れが可能で
操作も超簡単。
取説をちゃんと読めば、「忘れたかも」と思っても直感的に操作できます。
我が家には電動アシスト自転車2台と、原付バイク1台があります。
家族みんな(と言っても私と妻だけですが)重宝しています。
これが6000円ほどで手に入ったので、いい買い物をしました。
この空気入れを使い始めてから、パンクはしていません。
何かとの比較とか、科学的根拠とかはありませんが
自転車ヘビーユーザーとしての、実感です。
「空気圧メンテナンス」はパンク防止に効果があります。
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