「ちむどんどん」気づいた？まんぷくラーメンとか斉藤由貴の娘とか

 

 

 

NHKの朝ドラ。

何かと話題になった「カムエヴリバディ」の後を受け始まった「ちむどんどん」

「ちむどんどん」とは、沖縄の言葉で「胸がわくわくする」という意味だそうです。

４月１１日に始まったのですが、GWまでは物語の舞台は沖縄でした。

物語の序盤、「沖縄編」での気になる場面を振り返ってみようと思います。

 

１．気づかなかったかも？小ネタについて

２．気づかなかったかも？「えっ！」と驚く脇役たち

３．気になる場面を再チェックしよう！！

 

今年（2022年）は、沖縄が返還されて５０年。

「ちむどんどん」はその返還前の沖縄から物語は始まります。

私たちシニア世代にとっては沖縄返還も、それより先にあった小笠原諸島返還も

うっすらとですが記憶に残っています。

私は子供でしたが、家族と見たテレビニュースなどを覚えています。

例えば車の右側通行を、日本復帰に伴って左側通行に変えて混乱したことなど。

そして初めて甲子園に出場した沖縄の高校球児たちが、

泣きながら沖縄に帰る直前に甲子園の土を海に捨てた場面も覚えています。

アメリカ統治下の沖縄では、甲子園の土は外国の土になるので、

アメリカの法律により持ち込みが不可能だったからです。

しかしこの「甲子園の土」の話は1958年の４０回記念大会でのことだったようです。

だから復帰前の悲しい出来事として、復帰の時に流れたニュースだったのでしょう。

とにかく1972年までの沖縄は、日本ではなくアメリカだったのです。

若い人にとっては「ちむどんどん」での支払いの場面で

ドルが使われていることに最初は驚いたかもしれません。

ドラマでは映っていませんが、あの時代は車は沖縄では右側通行だったのです。

 

■気づかなかったかも？小ネタについて

 

 

前作「カムカムエブリバディ」では数々の伏線の回収や、

一瞬の画面に小ネタがふんだんに盛り込まれていました。

「ちむどんどん」はどうでしょうか。

「沖縄編」に限っての話ですが、少し気になるシーンはありました。

それは17話の主人公の母、優子が勤める共同売店のレジ付近が映った場面。

まず目に付いたのは「チュラ　ソーダ」のポスターです。

いくら50年以上前の昭和の時代と言えども、あれは少しレトロ過ぎる気がしました。

実際にチュラソーダという商品があったかどうかは不明ですが、

なかったとしたらわざわざあのポスターを作ったのでしょうか。

そしてネットでも話題になっていたのが、商品棚にあった「まんぷくラーメン」です。

平成３０年に放送された安藤サクラ主演の「まんぷく」で、

立花萬平(長谷川博己)が開発に成功したインスタントラーメン。

そしてまんぷくラーメンの隣に陳列されていたのが、「まーさんカレー」です。

レトルトカレーと言えば、沖縄は昔からボンカレーの沖縄限定品があるという土地柄。

これも何かワケアリかと思ったのですが、深読みし過ぎたかもしれません。

「まーさん」とは、沖縄弁で「おいしい」という意味だそうです。

今までは気付かなかったのですが、番組をよく見直してみると、

食べるシーンでよく登場人物たちが「まーさん」と言ってました。

次に気になったのが、ボトル入りのバターピーナッツです。

これは当時の「アメリカ式」かと思いきや、沖縄定番のバターピーのようです。

沖縄では泡盛の瓶に入れたピーナツが売られていて、それが昔から親しまれているのだとか。

これは現在でも売っているようです。

番組とは関係ないですが、沖縄で定番と言えば私は「ポーク缶」を１番に連想します。

初めて知ったのは１５年くらい前でしょうか。

「ちむどんどん」にも優子が働いていた工事現場の親方役として出演していた、

ダチョウ倶楽部のリーダー、肥後克広さんがテレビで紹介していたのがきっかけ。

当時はまだ珍しかった「沖縄物産」を扱うお店に行って、

「TULIP」というポークランチョンミート缶を買いました。

それを玉子といっしょに焼いて食べたのですが、しばらくハマった記憶があります。

その時のビールはもちろんですが、「オリオンビール」です。

番組での料理部のミーテイングのシーンにも、

ホワイトボードに「ポーク缶」と書かれていました。

番組内ではこれからも沖縄料理がたくさん出てくると思いますが、

ゴーヤチャンプルや沖縄そばといっしょに「ポーク」もぜひお試しください。

 

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■気づかなかったかも？「えっ！」と驚く脇役たち

 

 

 

ネットでも話題になっているようですが、

知ればもう一度確認したくなるような俳優さんが出演しています。

沖縄編以降に登場する俳優さんも含めて、気になる「脇役」をご紹介します。

 

１．時任勇気

 

主人公・暢子（のぶこ）に就職内定が出たのは、地元の眞境名商事でした。

眞境名商事の社長の息子はとんでもない「ボンクラ」なのですが

その眞境名英樹（まじきな ひでき）を演じていたのが、時任勇気さんです。

暢子の兄・賢秀（けんしゅう）が、地元のおばぁを突き飛ばした３人組を殴ったのですが

その１人が眞境名英樹だったため、暢子の内定が取り消される事態に。

そしてハンバーガーショップで暢子に難癖をつけたのも時任勇気さんが演じた眞境名英樹。

名前で誰もが予想すると思いますが、時任勇気さんは時任三郎さんの息子さんです。

（第３週「悩めるサーターアンダギー」）

 

２．水嶋凛

 

眞境名商事への就職を断った暢子は、しばらく自分の将来に不安を抱く日々を送っていました。

しかし「北部産業まつり」に出店する親友の山原高校料理部の部長・前田早苗から

料理の腕を見込まれて助っ人として参加することになりました。

そこに登場したのが、ライバルである南山原高校の料理部。

役名はなく「南山原高校料理部部員」としての出演でしたが、

常に部長の屋良ひとみのそばにいたのが水嶋凛さん。

なんと斉藤由貴さんの娘さんです。

そのことを知ってから録画を見直すと、

びっくりするくらい斉藤由貴さんにそっくりな女優さんでした。

（第4週「青春ナポリタン」　水嶋凛さんは第18話から登場）

 

３．工藤美桜

 

水嶋凛さんと同じく、「南山原高校料理部部員」として出演していた工藤美桜さん。

こちらも役名はないのですが、二人とも番組HPに「登場人物」として掲載されています。

工藤美桜さんは2017～2018年に、

スーパー戦隊シリーズ「魔進戦隊キラメイジャー」（2020～2021年）で

キラメイピンク／大治小夜役を演じた女優さん。

次にご紹介する松田るかさんと高田夏帆も含めて「ニチアサ組」の出演に

特撮ファンから驚きの声が上がっているそうです。

 

４．松田るか

 

松田るかさんも特撮もののヒロインだったそうです。

「仮面ライダーエグゼイド」（2016～2017年）で、仮野明日那（かりのあすな）役。

「ちむどんどん」では小学校の教員・東江里美（あがりえさとみ）役。

山田裕貴演じる石川博夫の同僚で、良子に対して何かとマウントを取りに来る

ちょっと意地悪な役どころです。

 

５．高田夏帆

 

高田夏帆さんは共同売店を取り仕切っている前田善一の娘・早苗を演じています。

前田早苗は主人公・暢子の親友で山原高校・料理部の部長です。

高田夏帆さんは「仮面ライダービルド」（2017～18年）で

ヒロインの石動美空（みーたん）役を演じた女優。

 

６．吉田日向

 

父の死後、貧困生活を余儀なくされた比嘉兄妹。

そんな比嘉兄妹を愚弄した賢秀の同級生・島袋孝志（しまぶくろ たかし）（第７話）

演じていたのは吉田日向（よしだひゅうが）さん。

その執拗な揶揄や愚弄ぶりの演技が、ネットでも話題になっていました。

彼は米津玄師プロデュース、「パプリカ」を歌う子供ユニット

「Foorin（フーリン）」のメインボーカルでした。

（第2週「別れの沖縄そば」）

 

 

７．渡辺大知

 

主人公・暢子の姉・良子は小学校の教員。

製糖工場社長の息子、喜納金吾（きな きんご）は良子に一方的に思いを寄せ、

良子が勤務中の学校にまでやって来て求愛するバカ男。

そんな喜納金吾を演じているのは、渡辺大知さん。

黒猫チェルシーというロックバンドのボーカル担当。

 

８．宮沢氷魚（みやざわひお）

 

この俳優さんは、沖縄編には登場していませんがご紹介しておきます。

東京から沖縄にやって来た青柳教授とその息子・和彦。

比嘉家と家族の付き合いをするまでに親しくなるが、二人は東京に戻ります。

物語ではこのあと暢子が東京に行くのですが、そこで和彦と再会するようです。

大人になった和彦を演じるのが、宮沢氷魚さん。

THE BOOMの宮沢和史さんの長男です。

2020年度前期の朝ドラ「エール」でも、終盤にロカビリー歌手として登場していました。

その「エール」での演奏シーンで、

バックでドラムを叩いていたのは櫻井海音（さくらいかいと）さん。

Mr.Childrenの桜井和寿さんの息子さんです。

話がそれますが櫻井海音さんは現在、キムタク主演のドラマ「未来への10カウント」に出演中。

あまり目立たない役ですが、

松葉台高校ボクシング部の気の弱い１年生部員・江戸川漣を演じています。

「未来への10カウント」で同じく２年生部員・友部陸を演じているのは佐久本宝さん。

佐久本宝さんは、「エール」では主人公の弟役を演じていました。

 

■気になる場面を再チェックしよう！！

 

共同売店の場面はともかく、

意外な脇役の俳優さんたちのことを知ると、もう一度その場面を観たくなりますよね。

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ここでご紹介した「沖縄編」なら、余裕で無料期間中に観られます。

オリオンビール片手にTULIPを食べながらいかがですか？

見逃していた方は、「未来への10カウント」も気になりませんか？

 

 

 

 

 

 

 

 

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